先日、自転車競技のグラベル世界選手権が行われました。
女子エリートの優勝はマリアンヌ・フォス。ロード、CXに続いてグラベルの3冠を獲得。キャリアの晩年を迎えつつありましたが、まだまだ強い。
機材に目を向けると、やや低めのリムハイトのホイールに面白いハブの組み合わせ。
別のものになりますが、拡大写真はこちら。
ハブからバルブへ見慣れないチューブが伸びています。なんとこちら、走行しながら空気圧を変更できるというもの。
ハンドルバーのドロップ周辺に小ぶりなスイッチが確認できる画像もありました。
スイッチの1操作でどのくらいの空気圧の上下が可能かはわかりませんが、
このレースで使用していたタイヤ幅が33Cというものでした。
重量は軽くしておきたい、でも空気圧は舗装路で高圧で使いたいが荒れた路面では
低圧で使いたい、というのを実現するにはこの方式でなければならなかったのでしょう。
グラベルというと、一時はとにかくタイヤは太く、リムハイトは40ミリのミドルハイト以上といった
雰囲気でした。
このレースを見ても、タイヤは細め、リムハイトは25-40ミリまでのローハイトが
優位にあるようです。
この辺りは上手に自分の使う機材にも取り入れていきたいものです。
...&BICYCLE