つづく、からの続き。 (二度とやらないであろう、自分主観のだいぶ長い文章です) 雪は綿菓子、泥はチョコレート。 気持ちを切り替え、いざ準備。 折からの雨のため、試走、スクールで得た情報は一旦忘れる。 路面の状況を振り返り、スリップダウンしそうな箇所だけを 記憶に留めておく。 直感で機材、フロントはChallengeのLIMUSへ交換。 空気圧は前後共に1.8barへ変更。 RaphaのWinterEmbrocation、MadAlchemyのnon-warming embrocationを ブレンドしたものを足、腕周り、腰とお腹に塗布。 WinterEmbrocationは沢山塗ってもその分暖かさが増すわけでもなく、 塗りすぎると後のシャワータイムで悲鳴をあげることになるので。 ブレンドさせるものはワセリンでも良いと思う。 間断なく降りかかる雨、下からの水しぶきを弾く事、 肌に膜のようなものを作ることで冷えを少しでも防ぎ、 濡れたジャージが肌に引っかかって体の動きを 妨げないようにする事が目的である。 コールがかかるまで、辻啓と共に車中で待機。 5分前のコールに、2人健闘を誓い車外へ飛び出す。 全身を覆う冷たい雨、呼吸の度に肺を満たす冷たい空気。 まずは時間差出走のC3がスタート。辻啓はホールショットを 取っただろうかと考えながら、1分後のスタートに備える。 とは言いつつも、スタート15秒前のコールまで防水能力は 完璧なRaphaのHardshell Jacketを着込んだまま。 いつからかシード制を引くようになったため、 今年、シリーズ初参加の私は最後尾からのスタート。 1周目は路面コンディション、ラインのチェックも兼ねて 慎重に入る。 水たまりに隠れた木の根や石でパンクやロスしていたら目も当てられない。 前走が一息つく瞬間を狙ってパス、を続けて周回を終える頃には順位は1桁へ。 しかし、走れば走るほどに濡れ、強風にさらされ続ける 身体からはみるみる体温が奪われていくのがわかる。 冷たいが痛いに代わり、やがて何も感じなくなる。 だからと言って、脚を緩めるわけにはいかない。 レースを降りるつもりは無いし、体を動かし続けないと本当にヤバい! 程なく3名のパックになったため先頭交代を促しつつ、 得意なセクション...
楽しみ方は、その人により様々。自転車を楽しみたい 方々にBike,Wear,Fieldを提案します。 その場限りでなくきちんとコミュニケーションが取れ、話の出来る方、時間をかけて、腹を割って話せる関係を築いていけたら何よりです。