RITCHEY SWISSCROSSを整備しました。
シーズン真っ只中のシクロクロス、シーズン半ばのショートピットイン。
と言いたいところですが、ヘッドパーツ周辺はこの状態。幸いベアリング類に異常はなかったので、清掃とグリスアップ。
クリスキングのボトムブラケットもグリスアップを施します。
合わせて、ディスクブレーキのブリーディング作業も。
走行中に異音がするとのことで、思い当たる部分を開けます。
メジャーブランドに対して安価に仕上がっている車輪は大体同じようになります。
ベアリングは標準的なものを使用していますが、ハブ周辺のシールが簡素になっており
水、泥などの防塵性に弱い。
この点、シマノ、カンパニョーロ、フルクラム、DTSwissに我らがCHRIS KINGは回転も良く、防塵性も良くなっています。
お預かりしてから作業の途中でフロントのチューブレスタイヤの空気が抜けていたため、確認。
掃除の後の状態。
ならばセラミックベアリングを使いたいところですが、
錆とは無縁なものの防塵性をなんとかしないと、堂々巡りになります。
費用もかかりますし、スチールベアリングと比較して抵抗、出力に対する影響はごく僅か。
バルブに問題があったため、交換&シーラントを追加して対処します。
1日経過して空気の抜けがなかったので、問題は解決と。
シクロクロスシーズン後半も楽しんでただけると幸いです。
...&BICYCLE