海外ではヨーロッパを中心とするプロロードレース。 春の訪れとともにクラシック、モニュメントシリーズの歴史あるレースが毎週末毎に開催されています。 この週末に行われたパリルーベ。250km先のフィニッシュを目指しスタートから幾つかの町を経由し、 過酷な石畳を走りにけて競技場でフィニッシュするレースですが、 ファム、いわゆる女性のカテゴリーでは、ヴィスマのPFPことポーリーンが優勝。 MTB、CX、グラベルと各々の世界選手権のタイトルを取り、ベテランに入りつつありましたが 初挑戦で、初優勝。 速い、強いだけでなく時に忍耐、そして運を味方につけないと勝てないと言われるこのレースでしたが、見事の一言。 女子ロードレース界のレジェンド、同僚のマリアンヌ・フォスと抱き合っている一枚に感情が詰まっています。 フォスはプロキャリアの終盤を迎え、デビュー時から何度となく挑戦し続けていますが、未だ戴冠ならず。 そして男子はMVDPことファンデルプールが3年連続の優勝。残り90kmほどで仕掛けたアタック。 そこに反応した強豪も力で振るい落としての圧勝でした。 機材面に目を向けますと、タイヤは女子は28-30Cほど、男子に至っては32Cを中心に35Cを選択する選手も。 ディスクロードが増えてくるとともにワイド化が進んだタイヤ幅ですが、少し前は28Cが標準であったものが 30C、そしてこれからは32Cが標準になりそうな勢いです。 タイヤの性能の進化、重量軽量化も見逃せません。 石畳のレースといえば、大昔はロード用のショートストロークのサスペンションなど、さまざまな機材が試されてきました。 今回は、乗車したままでタイヤの空気圧を調整できる機材が見られました。 プロレースで使われるのですから実用には耐えるのでしょうが、価格や重量なども気になるところです。 ✴︎画像は全て友人のKEI TSUJI氏のものを拝借。 ...&BICYCLE
楽しみ方は、その人により様々。自転車を楽しみたい 方々にBike,Wear,Fieldを提案します。 その場限りでなくきちんとコミュニケーションが取れ、話の出来る方、時間をかけて、腹を割って話せる関係を築いていけたら何よりです。