海外ではヨーロッパを中心とするプロロードレース。
春の訪れとともにクラシック、モニュメントシリーズの歴史あるレースが毎週末毎に開催されています。
この週末に行われたパリルーベ。250km先のフィニッシュを目指しスタートから幾つかの町を経由し、過酷な石畳を走りにけて競技場でフィニッシュするレースですが、
ファム、いわゆる女性のカテゴリーでは、ヴィスマのPFPことポーリーンが優勝。
MTB、CX、グラベルと各々の世界選手権のタイトルを取り、ベテランに入りつつありましたが
初挑戦で、初優勝。
速い、強いだけでなく時に忍耐、そして運を味方につけないと勝てないと言われるこのレースでしたが、見事の一言。
女子ロードレース界のレジェンド、同僚のマリアンヌ・フォスと抱き合っている一枚に感情が詰まっています。
フォスはプロキャリアの終盤を迎え、デビュー時から何度となく挑戦し続けていますが、未だ戴冠ならず。
そして男子はMVDPことファンデルプールが3年連続の優勝。残り90kmほどで仕掛けたアタック。
そこに反応した強豪も力で振るい落としての圧勝でした。
ディスクロードが増えてくるとともにワイド化が進んだタイヤ幅ですが、少し前は28Cが標準であったものが
30C、そしてこれからは32Cが標準になりそうな勢いです。