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3月, 2023の投稿を表示しています

先の事

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 今回は昔のMTBのオーバーホールを行いました。 GIANT XTC、26インチホイールのMTBです。 サスペンションは懐かしいJUDY。使い続けるには問題がありそうな状態。 一旦、パーツ類を全て外して清掃と状態を確認します。 クランク、BBは容易に取り外しできたので一安心。 根治させる内容(フォーク、ヘッドパーツ、ハブ、ブレーキなど)と 対処で済ませる内容(車輪のスポーク交換、各部品の取り外し、取り付けと調整)に分けます。 この、部品の取り外しと取り付けが重要で、次回の作業時の時間短縮、もしくは他店、他の方が 手を入れるときの事を考慮した作業です。 その上で優先度を決め、お客様の予算で収まるように作業と部品を決めます。 この作業は割と面白いので好きですね。 後輪のドライブサイドのスポークにダメージがあったため、全て交換します。 前輪は2本交換。 フォークはサスペンションジオメトリ対応の26インチフォークを選択。 ブレーキは片方だけ交換。 だいぶ良い状態に戻りました。 もう少し費用があれば、タイヤは太いスリックタイヤを選択したかったですね。 この後も長く乗り続けていくようであれば、ゆくゆくはクランク、BB交換。 車輪も交換してもよいでしょう。 ...&BICYCLE

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作業する機会の多いものの一つに、フレーム単体にパーツを組み付けるものがあります。 フレームとパーツの規格には十分に注意する必要があります。ヘッドパーツ、BB、ブレーキなどなど。 フレーム&フォークはポストマウント。ブレーキキャリパーはフラットマウント。 フロントフォークは15mmスルーアクスル。フロントハブは12mmスルーアクスル。 アダプター類があれば取り付けできますが、今回の組み合わせはどちらも不可能です。 部品類は全てお客様がお持ちになったもの。 せめてフレームを入手した時点で相談していただけたらと思わずにはいられません。 インターネットで容易に情報を手にできる反面、その情報が本当に正解なのか?と 取捨選択できる能力も重要度を増してきます。 最近思うのは、フレームは除いてコンポーネント類、部品持ち込み可能としているのも問題かなと。 今回のようにお客様の時間とお金を浪費させてしまう事を避けるためにも、 新規の方に関しては部品類のお持ち込み作業はお断りにすべきですね。 フレームは従来と変わらず、お持ち込みは可能です。 ...&BICYCLE

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 今回は女性からの依頼で整備作業を行いました。 先ずはこちら。 Specializedのロードバイク。娘さんの成長に伴いポジション変更と整備のご依頼。 お話を伺い、ステム交換、サドル位置の調整。 ケーブル類とブレーキシュー、タイヤといった消耗品を交換し、お渡しします。 続いてはこちら。 KhodaaBloomのロードバイク。こちらもポジション修正と整備のご依頼。 こちらもお話を伺い、サドル位置の調整とハンドル高を下げ、余ったコラムをカットします。 合わせて今回は、チューブレス車輪をお買い上げいただき、タイヤをチューブレス化。 元々使っていた車輪よりも1.2kgも軽くなりました。 その他、ケーブル類、ブレーキシュー、バーテープなども交換し、 操作感、見栄えともに格段によくなりました。 今回用意した車輪はALEXRIMSのALX473。ミドルグレードの車輪ですが、これが大正解。 重量は公称1460gですが、実測で1395g。びっくりの1400g切り。 価格は7万円ほどのモデルですが、他社で同じようなものがあっただろうか、、、 同社のトップグレードはALX670。重量は公称1400g。確か実測はほぼ同じ1400g。 工業製品故の多少の差はありますが、ALX670が約10万円なのを考慮しても、今回の車輪の方がお勧めです。 大きな違いは、まずハブのフランジ径がALX473の方が大径であること。 次にALX473がノーマルなJ首のエアロスポークか、ALX670がストレートエアロスポークの違い。 で、このストレートエアロスポークが曲者。このモデルに限らず他社製品、モデルでも 共通しているのはスポークの捩れという症状が起きやすいです。 振れ取り、修正すれば良いのですが、その辺りを理解して使う必要があります。 どちらも長期間使ってみて思うのは、ALX473は捩れに対する剛性が高く ALX670はギアをかけた時の反応が良いというもの。 価格、オールラウンドに使うなら前者、1gでも軽くというのであれば後者でしょう。 好きな愛車にお金をかけるのですから、なるべく無駄や損の少ないようにしたいものです。 ...&BICYCLE

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 久しぶりにTOPEAKのフレームポンプが入荷しました。 扱いやすいこと、ストローク量が多く、ポンピング回数が少なくて済むことから 指名の絶えない人気商品です。 フレームサイズに合わせてサイズが選択できます。 続いては久しぶりのKCNCの軽量パーツ。 シートピラー2種。左手はスカンジウム合金を使用した、軽量かつ強度も十分なモデル。 実測で160g。カットすることで更なる軽量化も可能です。 右手はセットバックタイプ。7000番台の軽量アルミを使用し、実測210gほど。 通常のアルミモデルで250gほど、カーボンモデルで200gほどのものが多いので、 とても魅力的な仕様ですね。 推しのTHOMSONは為替の影響を一番受けたブランドの一つで、私でも価格面で躊躇する価格帯に入ってしまいました。 他社のカーボンピラーも軽いのですが、強度と価格を考慮すると、こちらの方が より安心して使っていただけます。 ...&BICYCLE

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 Ritchey Outback。50周年モデルですが、代理店在庫がSmall1本のみとのこと。 通常のマットグリーンはX-small、Smallと少数あるようです。 元々の製作本数が少ないこともあり、世界的にみても取り合いの状況のようですので、 気になっている方はお早めに。 ...&BICYCLE

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CANYON INFLITE CF SLを整備。 今回も受け取り代行を利用いただきました。受け取り後の整備、箱の処分を行うもの。 整備費用と受け取り時に支払う税金をお支払いいただくことで、きちんと整備された状態で安心して乗っていただけます。 今回はコンポーネントがSRAMが組み付けられています。シマノDi2なども含め セットアップも行っております。 整備後、当店で追加でCrankbrothersのペダルをお買い上げいただきました。 Panaracer CG CXをチューブレス化。こちらも当店でお買い上げいただき、 セットアップまで行っております。  INFLITEはシクロクロスの定番モデルですが、やはり純粋なレースバイクに位置付けられています。 ロードトレーニングやロードレースにも用いることはできますが、のんびり走りたい、 グラベルを走りたいと言った方には乗りにくく感じることもあります。 そういった方には、RITCHEY OUTBACKを始めとするグラベル系のモデルをお勧めします。 ...&BICYCLE

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この2年くらいでしょうか。チューブレスタイヤを使う方が増えました。 ロード、シクロクロス、グラベル問わず。タイヤの性能が更に進化したことと選択肢が増えたのが大きいでしょう。 昨年末くらいから相談、組み付ける方が増えたのがこちら。 タイヤインサート。チューブレスであってもリム打ちによるパンクはあるわけで、 それを防ぐ。または低圧で使用したい方にはこれ以上ない部品です。 どのメーカーを使っても良いですが、どこも品薄の現状です。 IRCのタイヤインサートがちょうど1台分、余りが出ました。 是非、お試しください。 ...&BICYCLE 

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 今週に入って一気に暖かく、いや暑くなりましたね。 花もいそいそと咲き始めてきました。桜はまだ早かったですが、来週には満開かな。 最近は2時間のライド後に5-10kmほどのランニングを組み合わせています。 天候が悪い、風のあまりにも強い日は15kmほどのランニング。 ライドの強度を上げると、狙った強度でのランをこなせることが出来ないので 匙加減が難しい。 面白いとも言えますけどね。 もう少し続けてみます。 ...&BICYCLE

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skalar bikesを仕上げています。  フレーム、車輪、ヘッドセット、コンポーネント全てお持ちこみいただきました。 何年か前にロードレーサーを整備した方からのご依頼。 当初は使っていたSRAMコンポーネントを使うとの事でしたが、 組み付けの段階でシフトレバーに問題があることが発覚。 代替案でシマノコンポーネントで組みたいとの事。 作業を再開、シマノコンポを想定して仮組みまで仕上げたところで、 シマノは絶対に使いたくない、GEVENALLEを使いたい。 私も幾つか提案しましたが、友人から言われた事を優先するということで。 幸いに在庫もありましたので手配できました。 残るはシマノ製リアディレイラーの入荷待ち。 SRAM好き、シマノを使いたくないのであれば、SENSAHという選択肢もありますね。 ここで一つ問題が。コンポーネントが変わったことで、チェーンやシフトケーブル ブレーキケーブル類を新調することに。 つまりそれぞれ2倍の費用がかかってしまう。 そのまま請求するか否か。 どうしましょうかね。 全て、又はほぼ全てお持ち込みの作業は、今回で最後ですね。 ...&BICYCLE

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 今回はこちら。 CANYON NEURON6。29inchMTB、エンデューロ系ですかね。 今回も受け取り代行を利用いただきました。 整備だけでなく、受け取り時の税金の支払い、箱の処分も含めて行います。 メインコンポーネントはシマノの1X12S。 ドロッパーポストに。 SRAMの新型ブレーキ、DB8。同社が初めてミネラルオイルを採用したモデルです。 車輪はDTの完組、チューブレスレディ仕様。前後サスペンションはFOX RACING。 SDA王滝への参加を決めているとの事ですが、このまま走ってしまっても問題ないでしょうね。 9日は臨時休業の予定です。 ...&BICYCLE ...&BICYCLE

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 今回はCANYON AEROROAD CF SL。 いつもとは異なり、お客様がご自宅で受け取ったもの。 組み付けを行ったものの、不安が残るということで整備にお持ちいただきました。 ディスクブレーキのブリーディング、ディスクローター修正は必須作業。 その他、変速調整、ブレーキホース、シフトケーブルの取り回し修正。 各部の取り付け、緩み確認、ヘッドのガタ付きを修正し、フォークコラムを薄くカットしました。 これで安心して乗っていただける事でしょう。 次は念願のチューブレス化でしょうかね。 このような感じで、ブリーディング時に気泡が出なくなるまでエア抜きを繰り返します。 ...&BICYCLE