今回は女性からの依頼で整備作業を行いました。
先ずはこちら。
Specializedのロードバイク。娘さんの成長に伴いポジション変更と整備のご依頼。お話を伺い、ステム交換、サドル位置の調整。
ケーブル類とブレーキシュー、タイヤといった消耗品を交換し、お渡しします。
操作感、見栄えともに格段によくなりました。
今回用意した車輪はALEXRIMSのALX473。ミドルグレードの車輪ですが、これが大正解。
重量は公称1460gですが、実測で1395g。びっくりの1400g切り。
価格は7万円ほどのモデルですが、他社で同じようなものがあっただろうか、、、
同社のトップグレードはALX670。重量は公称1400g。確か実測はほぼ同じ1400g。
工業製品故の多少の差はありますが、ALX670が約10万円なのを考慮しても、今回の車輪の方がお勧めです。
大きな違いは、まずハブのフランジ径がALX473の方が大径であること。
次にALX473がノーマルなJ首のエアロスポークか、ALX670がストレートエアロスポークの違い。
で、このストレートエアロスポークが曲者。このモデルに限らず他社製品、モデルでも
共通しているのはスポークの捩れという症状が起きやすいです。
振れ取り、修正すれば良いのですが、その辺りを理解して使う必要があります。
どちらも長期間使ってみて思うのは、ALX473は捩れに対する剛性が高く
ALX670はギアをかけた時の反応が良いというもの。