この8月からUCIがロードレースに於いて新たな規制を追加しています。 まず一つ目は、ハンドル幅とブラケット幅に関するもの。 ハンドル幅はエンド外ー外400mmより狭いものを使わない事、ブラケット部分にも幅の規制が入っています。 ブラケット部分は計測箇所がはっきりと明示されていませんが、極端に内側へ向けることの 安全性の低下を避けるものと思われます。 また、チェーンリングとスプロケットの組み合わせで 50X10の使用が禁止されます。 Cyclingnews( https://www.cyclingnews.com/news/uci-to-trial-rule-that-technically-makes-tyres-over-28mm-illegal-with-huge-implications-for-sram-sponsored-teams/ ) でも既報の通り、2025年8月1日、国際自転車競技連合(UCI)はプロロードレースにおいて、機材の最大ギア比を制限する試験的導入を開始する。 この規制は選手の安全確保を名目に、クランク1回転あたりの進距離(展開長)を10.46mに制限するというもの。 この数値が50x10に相当し、SRAM、カンパニョーロが用意しているロード向けコンポーネントの50x10に制限がかかるというもの。 シマノは10Tを使用していない分影響は少ない。逆に54x11をギリギリ規制にかからないギア比を使用できる。 あくまでもレースシーンに於ける機材の制限ということですが、一般ユーザーへの影響も 少なくはありません。特にSRAM、カンパニョーロ。 シマノは13Sあたりで10Tの採用も考えられますが、この規制が変わらなければチェーンリングは49Tを使うのか。 "大きいギアを速く回す"のが正解であり、そこを目標として開発してきたものが 別の視点、回転部分、チェーン、ケミカル技術、これまで最重要ではなかったチェーンラインを見直して フレームとディレイラーに至っても技術革新の機会が与えられる事になると思われます。 と、そうは言ってもその辺りは我々がコントロールできないレベルで騒ぐ話でも無いですし、 メーカーに頑張ってもらうことしかできませんので、自分の使い方、走り方の相性がよく、 安心して使える機材を使うだけなんですけどね。 ......
楽しみ方は、その人により様々。自転車を楽しみたい 方々にBike,Wear,Fieldを提案します。 その場限りでなくきちんとコミュニケーションが取れ、話の出来る方、時間をかけて、腹を割って話せる関係を築いていけたら何よりです。