先日のUCIからのブラケットの取り付け角度の制限情報に続き、
FULCRUMから面白い記事が出ています。フックレスorフックレス。
簡単にまとめます。
・フックの役割はタイヤを引っかけるための重要な要素であると考えています。
・フックレスの場合、市場の全種類のタイヤに対しての安全面を保証するためには、多様な検証が必要であり、
FULCRUMでは全てのタイヤへの互換性を保証したいと考えています。
・フック付きリムの場合、常用する範囲の空気圧に対して最大限の安全を考慮しています。
・自社テストでは、フックレスタイヤとフック付きホイールでの組み合わせであっても、
タイヤの変形は非常にわずかで空力および、転がり抵抗、反応性、快適性に影響を与えないことが判明しています。
・FULCRUMは生産プロセスで使用される金型とすべての設備をイタリアの社内で生産しています。
これにより、プロセス全体の完全な制御を維持しながら、革新的なソリューションをテストできるようになります。
といったもの。
フックレスリム、およびフックレス対応タイヤに対する信頼性(タイヤがリムから外れる)に対しての解答だと思います。
本当にフックレスが必要なのかどうかは今後も議論が続くのでしょうが、フックがある事で信頼性を保てる。
フックレスを使うことのメリットは僅かであるというようにも読めますね。
...&BICYCLE