メンテナンス依頼が2台続きます。
まずはCielo。
Road Sportif SE、ステンレス製ロードレーサー。
製造中止が発表されたのも記憶に新しいところ。こちらは何本も出回っていない
更に貴重な一台。
スチールと比較するとサビとはほぼ無縁ですが、オーナーの手入れの良さも
その一因かと。
消耗品の交換に加え、今回はWhiteIndustriesのBB、ベアリングをセラミック化。
驚くほど回転が軽くなり、乗り手の負担をググッと下げてくれることでしょう。
ここのところ、セラミックベアリングへの交換依頼が続きます。
費用、作業の可否については店頭にて直接お問い合わせください。
そして、フロントフォークをENVEカーボンへ交換。標準で付属しているスチールフォークもとても出来の良いフォークでしたが、
軽量化、ストレートブレードにより路面状況がより把握しやすくなった事でしょう。
続いてはIndependent Fabrication。
Cieloと同様、Made In USAのフレームメーカー。
CXシーズンを控え、メンテナンスを行います。
車輪を組み直し、コンポーネントをシマノ ULTEGRA R8000シリーズ化。
フロントはシングルへ。
タイヤはデュガス。ブラックサイドがバイクの雰囲気を引き締まったものにしてくれます。
この他に、ChrisKingヘッドセット、BB、ハブに手を入れます。
汚れが酷く、回転が渋い状態のために全てバラし、清掃、グリスアップを
施す事で滑らかかつ軽い回転が蘇りました。
こちらは日頃の手入れがあまり良くなく、フレームの状態は旬を過ぎてしまった
感じが拭えませんが、もう1シーズンは十分に走ってくれる事でしょう。
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