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6月, 2025の投稿を表示しています

先の事

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 FUJIのクロスバイクを整備。 初めて預かる1台ですが、今回は購入後整備を行なっていないとのことで依頼いただきました。 通勤で使用頻度が高いということで、タイヤはパナレーサーの新作Break Throughを選択。 走行距離10,000kmを謳うモデルですが、その実力は如何に。 破れていたグリップを交換。合皮モデルを選択し、ゴム製にありがちな紫外線や湿気でのベタつきに配慮しています。 ケーブルは自転車全体の雰囲気を壊さぬようにニッセンのクリアーを選択します。 チェーンリングボルトの脱落していましたので補修します。 ヘッドパーツは思ったほど悪くなかったですが、洗浄とグリスアップを行います。 同様にハブのガタつきを調整し、同じくグリスアップを施します。 その他、各部の緩み確認や調整を行いお渡しとなります。 26日臨時休業です。 ...&BICYCLE

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 この8月からUCIがロードレースに於いて新たな規制を追加しています。 まず一つ目は、ハンドル幅とブラケット幅に関するもの。 ハンドル幅はエンド外ー外400mmより狭いものを使わない事、ブラケット部分にも幅の規制が入っています。 ブラケット部分は計測箇所がはっきりと明示されていませんが、極端に内側へ向けることの 安全性の低下を避けるものと思われます。 また、チェーンリングとスプロケットの組み合わせで 50X10の使用が禁止されます。 Cyclingnews( https://www.cyclingnews.com/news/uci-to-trial-rule-that-technically-makes-tyres-over-28mm-illegal-with-huge-implications-for-sram-sponsored-teams/ ) でも既報の通り、2025年8月1日、国際自転車競技連合(UCI)はプロロードレースにおいて、機材の最大ギア比を制限する試験的導入を開始する。 この規制は選手の安全確保を名目に、クランク1回転あたりの進距離(展開長)を10.46mに制限するというもの。 この数値が50x10に相当し、SRAM、カンパニョーロが用意しているロード向けコンポーネントの50x10に制限がかかるというもの。 シマノは10Tを使用していない分影響は少ない。逆に54x11をギリギリ規制にかからないギア比を使用できる。 あくまでもレースシーンに於ける機材の制限ということですが、一般ユーザーへの影響も 少なくはありません。特にSRAM、カンパニョーロ。 シマノは13Sあたりで10Tの採用も考えられますが、この規制が変わらなければチェーンリングは49Tを使うのか。 "大きいギアを速く回す"のが正解であり、そこを目標として開発してきたものが 別の視点、回転部分、チェーン、ケミカル技術、これまで最重要ではなかったチェーンラインを見直して フレームとディレイラーに至っても技術革新の機会が与えられる事になると思われます。 と、そうは言ってもその辺りは我々がコントロールできないレベルで騒ぐ話でも無いですし、 メーカーに頑張ってもらうことしかできませんので、自分の使い方、走り方の相性がよく、 安心して使える機材を使うだけなんですけどね。 ......

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 試乗車に組み付けておりましたこちら。 シマノ105 2x12Sのコンポーネントを安価で販売いたします。 non Di2、油圧ディスク仕様で内訳はSTI、FD、RD、ブレーキx2、スプロケットの6点です。 100km程度使用していますが、程度は傷もなく良い状態です。 お客様と交渉中のため確保していましたが、不要との事でしたので 何方か必要な方がいらっしゃれば是非に。 組み替えやフレームへの組み付け等につきましては店頭にてご相談ください。 ...&BICYCLE

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RALEIGHのスチールロードをアップグレード。 今回はコンポーネントの載せ替えと共に、各部に手を入れます。 先ずはクリスキングのヘッドセット。部品の精度、高耐久なベアリング類で一度は使ってみたい一品。 ケーブル類は全体の雰囲気に合わせて日泉のクリアーを選択。 コクピット周りはTHOMSONで。 一通りのものをシルバーパーツで組み合わせ統一感のある見た目になりました。 となると車輪もシルバー?ではなくDT240の手組み車輪、リムはチューブレス対応、強さと軽さのあるエアロスポークを選択。 見た目だけでなく走りの良さにも配慮した1台に仕上がりました。   今回のような作業の場合、当店では作業を進める前にお客様の希望、予算を伺いた上で 幾つかの提案を行います。 その後見積書の提示を行いお客様の了解を得た後、作業を進めます。 また、問題のある箇所等は画像を撮影し作業時の資料としております。 (ごく軽い整備等は除きます) ...&BICYCLE

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イタリアのパワーメーターメーカーFavero社のペダル型パワーメーターASSIOMAに 待望のシマノSPD-SLタイプのボディを纏った新製品「ASSIOMA PRO RS」シリーズが登場しました。 これまでもシマノSPD-SL対応商品として、「ASSIOMA DUO-Shi」がラインナップされていますが、 こちらにはペダルボディは付属せず、シマノ純正のペダルボディを流用し、ペダルシャフトをセンサー付きのASSIOMA DUO-Shiへ交換して使用するという、 一般ユーザーには少々マニアックとも言える作業が必要な商品です。 新型のASSIOMA PRO RSは、オリジナルのSPD-SL対応ペダルボディが付属する商品ですので、ペダルシャフト交換という手順なしで素早くパワーメーターをご使用いただけます。 Assioma PRO RSは、ペダルボディを含めてFavero社の開発とすることで、 Qファクターを従来モデル(ASSIOMA DUO-Shi)の+63.8~+64.8mm(ペダルボディにより異なる)から+53mmへと大きく削減。 さらに、スタックハイトは10.5mmという低さを実現しており、ペダルフィッティングの自由度を大幅に高めた点も進化ポイントとして挙げられます。 重量はペダル1台あたりわずか123.5gと、市販されているロード用パワーメーターペダルの中でも最軽量レベルです。 1回の充電で60時間以上の使用が可能なため、一般的な使用でのバッテリー切れも心配ありません。 パワー計測については、IAVパワーシステムにより±1%の高精度を誇り、プロ選手が使用できる高い計測パフォーマンスを有しています。 重要な電子部品とバッテリーをすべて安全に収納するパワースピンドルは、「スプリットアプローチ」により、 ペダルボディから完全に独立して密閉されており、耐久性向上とメンテナンスの容易化が実現されています。 モジュラー設計を採用しているため、シャフト一体のパワーセンサーはそのままに、ロード用(ASSIOMA PRO RS)とMTB用(ASSIOMA PRO MX)のペダルボディを交換することが可能です。   ラインナップは左側計測のみのRS-1、両側計測のRS-2、RS-1を両側計測できるようにする アップグレードキットの3種ございます。 費用面を抑えるのであればRS-...

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シマノからコンポーネントの新作が発表されています。 先ずはQ'AUTO。自転車にもオートマチック変速の便利さを。電動、充電不要。 クォートは様々な自転車利用者にとって、サイクリングをより楽しく、身近にするために開発された革新的なテクノロジーです。 仕組みはフリーハブの内部に発電機(ダイナモ)と速度、回転数(ケイデンス)、傾斜を計測する3つのセンサーを備えています。 走行状況の情報を収集しながら、変速に必要な電力を蓄えます。これにより充電不要で電池切れの心配がありません。 乗り手がシフトスイッチを使い自分の意志で変速を行うことで、Q’AUTOはそのギアを選択すると同時に、その時の走行状況(速度、ケイデンス、傾斜)を記憶します。 Q’AUTOは、あらゆるインフォメーションに対し、6,500以上のアルゴリズムパターンから最適化され、乗り続けるほどに乗り手の好みに応じた変速を行うようになります。乗れば乗るほど、自転車との一体感が高まる適応学習機能を備えているのです。 基本的にハブ、リアディレイラー、シフトレバーの3点で実装できます。 お手持ちの車体へのアップグレードも割と安価に行えますね。 続いてはマウンテンバイクコンポのXTR、ついにワイヤレス化です。 品番は9200、マイクロスプラインの12S。 9000が紐式とDi2のHGフリーボディの11S、9100が12S非Di2の紐式のマイクロスプライン12Sでしたので、一気に進みました。 こちらはシフトレバー、リアディレイラー、バッテリーの3点でアップグレード可能。 マイクロスプライン12Sのコンポで乗られているのであれば、最低限の費用で最新化です。 シフトケーブルレスというのは、断線やケーブルテンションの調整などが不要、見た目にもすっきりとして 車載や輪行の際のトラブルも限りなくゼロになります。 初回入荷分を受付中、私も予約を入れていますので、早く使ってみたい一品です。 次年度以降、下位モデルのXTへの展開も期待できます。 さらに気になるのは、次年度以降のロードコンポーネントのワイヤレス化と13S化、そしてロードーMTBコンポの ミックスができるようになるのか。   ...&BICYCLE

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整備に預けていただいたのですが、後輪に違和感があり中身を確認するとこの状態。 イギリス発のブランドで通販で購入でき価格、性能と重量もそこそこで見かける事も度々。 ボールベアリングが粉々に、そのボールを保持するレースがちぎれています。 3年ほど使ってこの状態。 補修部品をと調べると、リムのみ用意されておりベアリングやシール類は用意されていませんでした。 使われているものは汎用的なもので修理も可能でしたが、ハブの構造自体が簡素なため 防塵、防水がほとんど効かない状態。 同じ事を繰り返すのは明らかでしたが、修理するかシマノやTNIといった他社のハブで組み直すなど幾つかのプランを提案し お客様が選択したのはこちら。 クリスキング。耐久性に優れ、回転性能にも優れ整備もそれほど難しくない部品構成ながら 防塵防水にも優れ、間違いのない選択です。 車輪の組み直しの時間でお待たせしてしまいましたが、無事に整備完了。 ENIGMAのチタン。アメリカ横断を控えて最終整備に預けていただいたものです。 今回はスプロケットやボトムブラケットなどの主要部品も一通り交換です。 リムは手配が間に合わなかったため流用します。HUNTのハブはもう少し耐久性が欲しかったですね。 ディスクローターはシマノ105の新作を採用。 上位グレードと同じ形状になり、制動時の音や振動が軽減されています。 この後は、渡米に備えて携行品や行動プランといった詳細を詰める作業が残っています。 ...&BICYCLE